仙人掌

音楽成分多めですが徒然なるままに。

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

チャイコフスキーの(交響曲の)打楽器 その3.5

今回はチャイコフスキーの第3番なのですが、過去記事のとおり打楽器がティンパニしか使われていないため、番外編的な感じです。 niente36.hatenablog.com タイトルを3.5にしたのは打楽器単体で見てしまうとあまりに書くことがないからです(笑) というこ…

フランスっぽさとベルリオーズ

忙しいのとゲームがやりたいのと考えがあっちゃこっちゃに飛んでいて、文章がうまくまとまりません。 特に幻想交響曲について書こう、と思ったものの、まだまだ文献と楽譜を行ったり来たりでいろいろ考えていて、どうにもこうにも形にならない。こういうの、…

理論と屁理屈

このブログ、どこまでも自分が頭の中で音楽のことを考えるためのものであってそれ以上でもそれ以下でもありません。 多分音楽以外のことも時々思い出したように書くかもしれませんが、もともと長文を書くのが苦手というのもあって結局音楽のことばかりのブロ…

交響曲の終わり方のお話~チャイコフスキー編

交響曲の終わり方のお話の続きでございます。 なんかシリーズが乱立してしまっていますが、続けていけるだろうかとちょっと心配。 niente36.hatenablog.com 統計のおさらい。 みんなでその曲の主音を伸ばして終わり みんなでその曲の主和音を伸ばして終わり …

FF零式をクリアしてしまった...

タイトル通りなんですが。 今日は特に内容には踏み込みません、が、普通に泣きました。ゲームで泣くなんて久しぶり... ストーリー展開は最後が特に急だったので、まだまだ分からないところは多いですが。 それにしても。それにしてもですよ。 あの救いのなさ…

チャイコフスキーの(交響曲の)打楽器 その3

はてさてチャイコフスキーの交響曲第2番です。 「小ロシア」だったり「ウクライナ」だったりと呼ばれていますが、これはウクライナ民謡を用いていることに由来します。 チャイコフスキーの中でも特に民族的要素が強い作品の一つですね。 第1番に比べると短…

ゼロの響き

迷子の足音消えた 代わりに祈りの唄を そこで炎になるのだろう 続く者の灯火に 絶望的なまでに正しい世界の中で、傷つきながらも名前を呼び合うことしかできない二人。 そのある種の退廃的で異国情緒なサウンドと、戦争や災害、その他の人間にはどうしようも…

感情を言語化するということ

たまにはクラシック音楽以外の話題でも、って思ったけど結局音楽であることには変わらずですね。 敬愛(というか崇拝レベル)しているバンド、BUMP OF CHICKENのニューアルバムが告知され、ツアーも発表され、狂喜乱舞の中、早速埼玉と名古屋に行けることに…

幻想交響曲の新奇性とは

仕事が忙しくて滞っておりました。 新しい元号も発表されてしまって、どんどんと時代に置いてけぼりされそうな感じがありますが、慎ましく生きていきたいものです。 仕事でも触れる可能性がありそうなのと、秋にも演奏することになったっていうのと、何かと…