勝手にそばにいてくれる唄と魔法みたいな夜
気づいたら秋も深まり寒くなってきましたね。これぐらいのふっとした時の更新の方が自分には合っている気がします。
三連休末の振替祝日は東京ドームで行われたBUMP OF CHICKENのツアーファイナルに参戦していました。結局、今ツアーは5回参戦できました。もう幸せでいっぱい…。
ツアーは終わってしまいましたが、さすがファイナル、では済まないような異様な熱狂ぶりでした。個人的に過去最高のエモさを誇ってたと思います。
アレンジやセットリストもさることながら、怒涛の「歌詞変え」。BUMPのファンなら周知の事実ですが、ライブでは発売シングルとは違う、その時にしか伝えられない藤くんの熱い想いが歌詞となって現れます。
「BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora ark」東京ドームDAY 2、そしてツアー全日程が終了!全国の皆さんありがとうございました。本日の様子も古溪一道さん撮影の写真でお楽しみください。Webや雑誌、新聞のレポートもお楽しみに! #auroraark pic.twitter.com/0SmArqnyIw
— BUMP OF CHICKEN (@boc_official_) November 4, 2019
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ゼロの響き
迷子の足音消えた 代わりに祈りの唄を
そこで炎になるのだろう 続く者の灯火に
絶望的なまでに正しい世界の中で、傷つきながらも名前を呼び合うことしかできない二人。
そのある種の退廃的で異国情緒なサウンドと、戦争や災害、その他の人間にはどうしようもできないような悲劇を重ねたラヴソング*1。
名前とは一種の記号なわけですが、その人の象徴であり、存在の証です。
退廃的とは言いましたが、厭世的ではありません。諦めの感情があったとしても、泥濘の上でもがいていても、それでも、死ぬまで一緒に歩いていこう、という祈りの唄です。
死ぬまでなんて嘘みたいな事を 本気で思うのは
生きている君に 僕はこうして出会えたんだから
人によっては前向きとは言えないかもしれないですね。
BUMPはいつでも*2こういう姿勢なのでしょうがないです。
そして自分はBUMPのそういうところが大好きです。
そんな「ゼロ」の最初のコード進行、実は面白いものが隠れています。
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