仙人掌

音楽成分多めですが徒然なるままに。

勝手にそばにいてくれる唄と魔法みたいな夜

気づいたら秋も深まり寒くなってきましたね。これぐらいのふっとした時の更新の方が自分には合っている気がします。

 

三連休末の振替祝日は東京ドームで行われたBUMP OF CHICKENのツアーファイナルに参戦していました。結局、今ツアーは5回参戦できました。もう幸せでいっぱい…。

 

ツアーは終わってしまいましたが、さすがファイナル、では済まないような異様な熱狂ぶりでした。個人的に過去最高のエモさを誇ってたと思います。

アレンジやセットリストもさることながら、怒涛の「歌詞変え」。BUMPのファンなら周知の事実ですが、ライブでは発売シングルとは違う、その時にしか伝えられない藤くんの熱い想いが歌詞となって現れます。

 

 

aurora arc (通常盤)

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崖の上のワルキューレ

この前、金曜ロードショーでなんとなーく見た、もう10数年前の映画「崖の上のポニョ」。

初めて見たのですが、トトロ的な子ども向け映画かと思ったら、ところがどっこい、めちゃくちゃ深層心理を揺さぶってくる映画でした。

 

崖の上のポニョ [DVD]

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そういえばサボテンを買いました

すみません、完全にサボっていました。

リアルでいろいろ喋れる関係性ができたのもあって、そっちに頼りきりでした。

 

続ける意思が消えたわけではないです。がんばる。

 

外部で音楽のことについて書く機会をいろいろ頂けてるので、そっちに集中してしまうかもしれません。

そこから溢れてしまったりとか泣く泣くカットしたものとか、こっちで供養することにしたいと思います。

 

 

単純な日記なのですが。

つい先日、伊豆高原にあるシャボテン公園に行ってきました。昔から何回か行っていましたが、立派なサボテンがいっぱい見られてうれしい時間でしたね。

 

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そして、サボテン狩りと称した売り場でついに買ってしまいました。

今更ながらこのブログ名である「仙人掌」は自分の誕生花であることに由来します。

花言葉は「情熱」であり、誕生石の言葉も同じであることから、なんだか妙に親近感が湧いている言葉です。ベートーヴェンピアノソナタも大好きですよ。

あのたくましくちょん、と咲いている花がかわいくて好きです。あとあんまり世話をしなくていいのもgood

 

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品種は「銀河」。春くらいに花をつけるらしいので、とりあえず来春までちゃんと世話したいと思います。

自他ともに認めるズボラ人間ですが、サボテンくらいは大丈夫でしょう…(枯らすのに才能がいるっていうし)

 

枯らさない…よね…?

チャイコフスキーの(交響曲の)打楽器 その3.5

今回はチャイコフスキーの第3番なのですが、過去記事のとおり打楽器がティンパニしか使われていないため、番外編的な感じです。

 

niente36.hatenablog.com

 

 

タイトルを3.5にしたのは打楽器単体で見てしまうとあまりに書くことがないからです(笑)

ということで今回はさらっと流します。というか、いろいろ調べてみたら、本交響曲全体の特殊性がなんとなく見えてきたので、だったら打楽器じゃなくて全体でまとめたほうが良いんじゃないか、と思ったからなのです。

細かいことは別でいろいろ書いてみようと思います。

 

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フランスっぽさとベルリオーズ

忙しいのとゲームがやりたいのと考えがあっちゃこっちゃに飛んでいて、文章がうまくまとまりません。

特に幻想交響曲について書こう、と思ったものの、まだまだ文献と楽譜を行ったり来たりでいろいろ考えていて、どうにもこうにも形にならない。こういうの、内容の如何を問わず、さっと書いちゃった方が良いんですかね?

私の特性として完璧主義と異常なこだわりがあるので、どうにも不完全な状態で出すのが苦手でして…。精進精進。

誤りがあったら追記で直すのは当然として、そういう間違いをプライドが許さないの、ちょっと自分でも厄介ですね。

 

今回は大枠のお話。

クラシック音楽が好きな人、もしかしたら割と専門的なことをやっている人でもこういう思考ってあるんじゃないかと思います。

「フランスっぽい音楽」とか「ドイツっぽい音楽」とか。

正直、自分も都合の良いときにはパッと口についてしまいます。

 

ただ、この認識ってちょっと考えてみれば偏見甚だしいんですよね。

それを分かった上で話している、とは思うのですが、あくまで大雑把なイメージでしかありません。

ことにフランス音楽に対してはほとんど「=印象主義音楽」と結びついているように思います。その認識は、音楽史から見るとある種、当然の帰結なのですが、それはまた今度。

 

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